今、ありがとうを伝えたい人を考えると、私は一番に家族が思い付きます。私には父、母、兄の三人の家族がいます。
父は私と友達のような感覚で接してくれました。悩み事や相談したい時には一番に父に話しに行く位話しやすかったです。私が女優になりたいから秋田を出て神奈川に行きたいと言った時も、離れるのは寂しいけど応援してると背中を押してくれました。地元の友達にも仲良しだよねとよく言われる程、父とお出かけもしていました。なので私は父が大好きだし、たくさんのありがとうを伝えたいです。
母は私がやってみたい事、好きなものなどに何も文句を言わずにサポートしてくれます。ピアノ、陸上、水泳、合唱などやりたかった事はほとんど習わせてくれて、私が好きなものには否定をせずに一緒に会話してくれます。すべての事に肯定するのではなく、だめな事は理由を言ってから注意してくれます。時々、口論になることもあるけど、いつも気にかけてくれて、挑戦したい事を挑戦するチャンスをくれる母にもたくさんのありがとうを伝えたいです。
兄は私のわがままを嫌な顔せず聞いてくれます。大学生で忙しいはずなのに、私のくだらない話やくだらないゲームに付き合ってくれます。高校生、大学生になっても変わらず接してくれるので本当に嬉しいです。私が落ちこんでいる時はすぐに察してそっとしておいてくれて、嬉しい事があると一緒になって喜んでくれる兄がいて、私はとても心強いです。家族の中では、ムードメーカーとして、楽しませてくれる兄にもありがとうと伝えたいです。
父も母も自分の事より兄と私を優先してくれて、兄は家族を明るくしてくれて、私は父と母の子で兄の妹として生まれてこれて本当に良かったと思っています。去年の五月に、家族の大切さというものを改めて実感する機会がありました。嬉しくない形で知ることにはなりましたが、家族の大切さ、父、母、兄の全員に感謝してこれからも生きていこうと思うきっかけになりました。
ありがとうと伝えたい人はたくさんいますが、私はやっぱり家族に一番伝えたいです。父に「ありがとう」とたくさん伝えなかった事を本当に後悔しています。もう直接伝える事が出来なくなり、なぜたくさん伝えなかったのかと思います。なので私は直接伝えられるうちに「ありがとう」と伝えていこうと思っています。
もちろん、祖父母、伯母、伯父、いとこなどの親戚にも、友達や先生、先輩など関わるすべての人に感謝を忘れずに生活していきます。そして私は、たくさんの人から「ありがとう」と言ってもらえる人になりたいです。 そのために、父のように人の話を親身に聞き、母のように良くない事は注意してあげて、兄のように場を盛り上げられるように頑張りたいと思います。私の理想の姿は家族のみんなです。
今日このように「ありがとう」を伝えたい人を考え、身近に感謝したい事はたくさんあると思いました。母には大変なのに気にかけてくれてありがとうと、兄にはいつも私を笑顔にしてくれてありがとうと、そして天国にいる父には大事に育ててくれて愛情をたくさんくれてありがとうと伝えたいです。