通信制サポート校って?通信制高校との違いを知りたい
通信制サポート校って?通信制高校との違いを知りたい
通信制高校に通う生徒の中には、通信制サポート校に通っているという人もいますが、両者の違いがわからない人も多いのではないのでしょうか。通信制高校と通信制サポート校にはどのような違いがあるのか、通信制サポート校を利用するメリットなど、通信制サポート校について解説していきます。
学校じゃないの?通信制サポート校とは
通信制サポート校とは通信制高校を3年間で卒業できるよう、単位取得や精神面の支援を行う民間の教育機関のことをいいます。勉強やそれ以外の相談にも乗ってくれる、いわば塾のような存在で、学校教育法で定められた法的な「学校」ではありません。通信制高校を卒業するには、3年以上の在籍、74単位以上の修得、30時間以上の特別活動への参加という3つの条件が必要となりますが、1人で成し遂げるのは簡単ではないという現状があります。文部科学省による2016年度の調査によると、全日制普通科の中途退学率が0.8%なのに対し、通信制の中途退学率は5.5%と約6.9倍でした。通信制高校の中途退学率が高くなる理由としては、単位の修得に必要な勉強をすべて独学で行わなければならず、卒業前に挫折してしまうことが挙げられます。
こうした問題を踏まえて、通信制高校に通う生徒の学習面や精神面の支援を専門に行う通信制サポート校が誕生しました。通信制サポート校は学校という位置づけではないので、サポート校を利用して高校卒業資格を取得するには通信制高校と通信制サポート校の両方に在籍することが必要となります。通信制サポート校では少人数制や担任制などの仕組みを整え、学習面や精神面での支援を充実させ生徒1人1人に合わせたさまざまな支援を受けることができます。中学校の内容から授業を受けることができ、いじめ防止策やカウンセラーの常駐などに力を入れている等、手厚いサポートがあります。生徒だけでなく保護者も気軽に相談できるのも魅力です。
通信制高校との違い!3つのポイントに分けて紹介
通信制高校と通信制サポート校の違いは主に3つです。まず、1つ目の違いは、通信制高校は学校教育法によって認可されている学校ですが、通信制サポート校は学校ではないということです。したがって、通信制高校は卒業することで高校卒業資格を取得することができますが、通信制サポート校のみの卒業では高校卒業資格を取得することはできません。高卒の資格を取得するためには、必ず通信制高校への入学が必要ですので、サポート校の場合、「サポート校+通信制高校」の2つの学校に入学することになり、その分だけ費用もかかります。
2つ目は、運営母体の違いです。通信制高校は学校なので、公立と私立があります。公立は都道府県などの地方自治体が運営し、私立は多くの場合学校法人が運営しています。通信制サポート校は、通信制高校を運営する私立の学校法人がサポート校も併設している場合や、学習塾などを運営する法人が特定の通信制高校と提携してサポート校を持つ場合などがあります。
3つ目は学費の違いです。通信制高校の場合、授業料は1単位ごとに設定されていますが、通信制サポート校は私立の通信制高校とセットで2つの学校に入学する仕組みが一般的ですので、その分、学費は多くかかってしまいます。経済的な面が気になる方は、サポート校よりも通信制高校を選ぶ方がよいかもしれません。
通信制サポート校には中途退学や卒業までに挫折してしまう可能性を低くするという利点がありますが、私立の通信制高校にも学習や生活面のサポートが充実している学校がありますので、1人で卒業できるか不安な方は、サポート制度の面から高校を選んでみてはいかがでしょうか。
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