大宮

【大宮】学習計画表作成のポイント

第62回目

「学習計画表作成のポイント」

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こんにちは。進路進学アドバイザーの松田です。

今回は、学習計画表作成のポイントについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。


<入試までにやらなければならない項目と時間配分を決める>
週間学習計画を立てるために、入試本番までにやらなければならない項目をすべて長期学習計画表に書き出してみましょう。そして、受験勉強に使える残り時間を算出します。夏休みや冬休みなどの長期休み中は、学校がある時より長時間勉強できることを考慮して計画を立てましょう。受験までの残り時間が把握できたら、各受験科目の時間配分を決めていきます。各科目の時間配分が決まったら、何をいつまでにどこまで終えるのか、具体的な目標を立てましょう。


<週単位のスケジュールに振り分けよう>
まずは長期学習計画表で、月単位での学習目標を確認します。その後、月単位の目標を達成するために必要な項目を4週間分に分割して各週のスケジュールを作ります。最後に各週のスケジュールを達成するために必要な項目を6日分に分割(1日は予備日)して1日単位のスケジュールに配分していくと、おのずと計画表が完成します。気を付けなければならないのは、計画に余裕をもたせること。予定がぎっちり詰まった計画を立ててしまうと翌週に持ち越すことになり、それが続くことでやる気がなくなってしまいます。


<時間を決めて勉強する>
週間学習計画表で1日あたりの学習時間を決めて勉強しましょう。もし、1週間内に計画していた範囲が学習できないようであれば、スケジュールの立て方が間違っています。スケジュールの見直しを行いましょう。また、範囲が終わらなかったといって、睡眠時間を削って勉強に時間をあてるようなことは避けましょう。睡眠時間を削ると、集中力も落ちますし体調を崩すこともあります。予め決めておいた時間が来たら、その日の勉強は終えて就寝。翌日新たな気持ちでスタートした方が効率的です。


<得意科目から始める>
学習を始める際は、苦手科目よりも得意科目から手を付ける方が勉強の効率が上がります。これは「学習の転移」と呼ばれる現象で、得意科目から始めて楽しむ気持ちや勉強のリズムを作ったうえで、苦手科目に取り組んだ方が勉強効率があがると言われているからです。毎日の学習は、得意科目→苦手科目の順でスケジュールを組みましょう。


<復習の回数を多くする>
勉強は新しいことを覚えるだけと思いがちですが、復習をしないまま一定時間経過すると知識は穴のあいたバケツの水のように流れ落ちてしまいます。翌日の学習を始める「前」に復習をすることにより、忘れていくスピードを低下させ記憶の定着率が上げることができます。知識の定着度を高めるために、"復習の回数"を増やすことを意識して、計画を作成しましょう。


<小さなすき間時間を活用しよう>
限られた時間で効率よく受験勉強を進めるためには、10分、20分の小さなすき間時間も無駄にすることなく、有効活用することが大切です。まずは、通学時間や食後にテレビを見ている時間、就寝前に何気なく過ごしている時間などを洗い出してみましょう。細切れになった時間を少しずつ勉強に切り替え積み重ねていくことで、大きな差となって表れます。


<計画通り実行できたら予備日は好きなことをする>
計画通りに学習進まなかった日のために設ける予備日ですが、計画通りに進んだ場合は、自由に過ごす日にしてみてください。テレビを見たり、ゲームをしたり、買い物に行ったり...がんばった自分へのご褒美として、自由な時間を過ごしてリフレッシュしすることで、翌日からの学習も頑張ることができます。


<学習計画はトライ&エラーが大切!>
大切なのは計画を立てたあと。計画通りに進められるか?詰込みすぎているところはないか?など、計画通りに進められないところを見直して、計画を修正していくことが大切です。もし時間が足りないようであれば、隙間時間の見直しをしていきましょう。トライ&エラーを繰り返しながら、修正していくと自分の中で学習のペースがつかめてきます。
また、1日の学習予定をやりとげると達成感が生まれます。この達成感を重ねることが、受験勉強のモチベーションアップにつながっていきます。

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