大宮

【大宮】管理栄養士と栄養士の違い

第43回目

「管理栄養士と栄養士の違い」


こんにちは。進路進学アドバイザーの松田です。

栄養系の進路について興味がある生徒と面談していると、いつも話題になるテーマがあります。

それは、管理栄養士と栄養士の違いです。

管理栄養士は4年生の学校でしか取れないのに対して、栄養士は短大や2年制の専門学校で取れることはご存知だと思いますが、意外とそれ以外の情報は明確になっていないのではないでしょうか?

そこで今回は項目別に、管理栄養士と栄養士の違いをまとめてみました。


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【なりかたの違い】
・栄養士は、栄養士養成施設で学び卒業することで、都道府県知事の免許を受けて「栄養士」になることができる
・管理栄養士は、管理栄養士養成施設で学び、管理栄養士国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けて「管理栄養士」になることができる


【栄養指導対象の違い】
・栄養士は主に健康な人を対象として業務を行う
・管理栄養士は、健康な人だけでなく、傷病者や特別の配慮が必要になる人々に対しても栄養指導が可能で、専門的な指導を行えるだけの高度な専門的知識と技術を持っている


【仕事内容の違い】
・資格取得の難易度が高い管理栄養士のほうが、実施できる業務や持てる責任の範囲が広い。栄養指導の業務で言うと、栄養士は主に健康な人に対してアドバイスを行うが、管理栄養士は健康な人に加えて、傷病者や高齢で食事がとりづらい方を対象とした業務を行うことができる
・栄養士・管理栄養士とも学校卒業後の主な就職先はトップが病院、その次が工場などの事業所、児童福祉施設、社会福祉施設や介護施設と続く。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の人々の健康を栄養の面からサポートする。


【収入の違い】
・栄養士の平均年収は340万円くらい、管理栄養士の年収は430万円くらいなので、将来的には100万円近くの差が出てくる
・特に、給食センター、病院、介護施設などでの差が顕著
・大卒または大学院卒の管理栄養士は、研究職やDMR(臨床検査薬情報担当者)・MR(医薬情報担当者)・MS(医薬品卸販売担当者)として働くことができるため、医療品メーカーで働く20代の管理栄養士は、平均年収は451万3,000円となっており、かなり高収入。


<参考資料>
管理栄養士・栄養士とは
https://www.dietitian.or.jp/students/dietitian/
管理栄養士&栄養士の給料事情!
https://eiyoushi-tensyoku.com/column/career/121/



管理栄養士は栄養士と比較すると、給与相場が高いですし、業務内容・業界の幅も広がるので、中長期的に考えれば管理栄養士を目指すべきでしょう。


いかがだったでしょうか?

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