第3回目
こんにちは。大宮学習センターの松田です。
大学進学を経済的な理由で諦めるほど、世の中に悲しいことはありませんね・・・
以前に、進学費用ゼロで大学を卒業できる東洋大学の推薦入試をご紹介しましたが、
いかんせん東洋大学の2部は理工学部がありません。
そこで、理工学部を目指す生徒に、進学費用ゼロで大学を卒業できる制度をご紹介します。
四工大に属する名門理工系大学である東京電機大学・・・
その東京電機大学の「はたらく学生総合型選抜」をご存知ですか?
「はたらく学生総合型選抜」とは、東京千住キャンパスの各学部学科等の「学生職員」として働きながら、夜間は工学部第二部で学ぶことができる入試制度なのです。
東洋大学と違い給付型の奨学金はありませんが、日中は東京千住キャンパスの各学部学科等の「学生職員」として働くことで年収180万円程度(賞与および昇給、退職金制度あり)が手に入ります。
さらに、夜間学部は学費が安いので・・・
【支出】初年度学費 ⇒ 約93万円(2年次以降の学費は約80万円)
【収入】給与 ⇒ 180万円
なので、なんと、
差し引き、87万円(2年次以降は100万円)も手元に残るのです!!
地方から来た一人暮らしの学生では家賃がまかなえる程度だと思いますが、自宅通学の学生ならかなりの額のお小遣いまで確保できます!!
これは、狙うしかありませんよね?
で、この「はたらく学生総合型選抜」の選考方法ですが、
【出願資格】
評定3.5以上
【選考方法】
第1次選考:出願書類
第2次選考:数学ⅠAⅡB(100点)、小論文(800字/60分)、個別面接
【募集学科】
電気電子工学科、機械工学科、情報通信工学科(いずれも2部)
面接では主に、
・志望学科を選んだ理由
・大学で学びたい事柄
・働きながら学ぶ意欲
・勉学と勤労の両立
・これまでに努力した活動
などについて問われます。
小論文の過去問は下記で確認できます。
(https://www.dendai.ac.jp/about/admission/undergraduate/e5vdec0000004bi2-att/hataraku.pdf)
数学の難易度は電大であることもあり、かなり難易度が高いと考えておいたほうが無難です。(だいたい共通テストレベルだと思われる)
とんでもなく狙い目な推薦ですが、倍率は平均2倍程度。決して甘くはありません。
ですので、AI大学進学コースで、出願書類、数学ⅠAⅡB、小論文、個別面接対策を徹底的にしていきましょう!!