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歴史に想いを馳せるシリーズ 第3回 ~奈良時代~
先日、ティーチャーオブザイヤーの授賞式に参列する夢を見ました。
地理歴史科の秋山です。
シリーズ第3回は、日本に仏教を教え、
世界遺産となっている唐招提寺を建立した鑑真を紹介します。
『鑑真像』日本史探究 2024 東京書籍から転載
今から1271年前の12月20日
中国の僧の鑑真が初めて来日したとされています。
1271年前の西暦753年は奈良時代です。
奈良時代の交通手段は、陸路か海路です。
奈良時代では、隣国とはいえ、
船で航海することはとても危険なものでした。
日本から中国に渡ったきりで、
帰国できなかった人物もいたといわれています。
また、一度の航海で4隻の船が出航し、
1隻だけでも到着すれば良いと考えられていました。
鑑真は、743年に日本への渡航に初チャレンジします。
しかし、5回も渡航に失敗してしまいます。
そして、
初チャレンジから10年後の753年、
ついに日本に到着することができたと言われています。
諦めずにチャレンジしたことで、
歴史に名を残した人物といえるのではないでしょうか。
諦めそうになったとき、
鑑真を思い出して踏ん張ってみることも大切かもしれません。
みなさんは、諦めずにチャレンジした経験はありますか?
その経験が、進路実現のための自己PRなどにも役立つと思います!
奈良時代の鑑真に想いを馳せながら、
自己を見つめなおす機会になるといいですね!
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