鹿児島

【鹿児島】南日本新聞に掲載されました―教員の声―

 鹿児島学習センターの藤田先生は、生徒のことをいつも考えて下さる先生です。
生徒一人一人が、「それぞれの花を咲かせる存在」であると、
日頃より生徒に向けて発信しています。

そんな藤田先生の「声」が、地元紙「南日本新聞」の5月5日付・
読者投稿欄に掲載されましたので、ご紹介します。


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     「君たちはどんな花を咲かせる」

 主人が私の大好きなチューリップの球根を庭に植えてくれた。5色50球。知識のない私は同時に咲くのだと思っていたが、最初に咲いたのは赤だった。数日間それは誇らしげに咲いていた。それから黄、桃、紫、白の順に咲き、約1カ月間楽しませてくれた。

 残念ながら、花をつけず、枯れた茎もあった。芽が出た日から、毎日「かわいいね。ありがとう。」と声をかけた。同じ日に植えても成長する時期や形が違うのだと初めて知った。

 ふと、今担任をしている生徒たちの姿と重なった。私の勤務する高校は、通信制であるため、毎日通学する生徒ばかりではない。毎日の過ごし方はそれぞれである。中学生の頃は、納得できない日々を送った生徒もいる。

 でも彼らは芽を出し、着実に伸びてきた。彼らが花を咲かせるために、今自分にできることは何だろう。一人一人をしっかり見つめ、彼らが笑顔になれる言葉をかけたい。クラスの合言葉を「挑戦そしてあきらめない」と決めた。まずは、自分が実践しよう。失敗しても挑戦し続ける限り、それは失敗ではない。

卒業まで2年。チューリップのように、周りの方々から愛される人に成長し、大きな花を咲かせてほしい


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↓本年度卒業生のWさんのお母様よりいただいた、お花です。
Wさんは、鹿児島学習センターで大きな花を咲かせてくれました。


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