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【広島第二】「ドラゴンボール」孫悟空役などで有名な声優・野沢雅子さんが広島へ！！

2019年04月08日ブログ

【広島第二】「ドラゴンボール」孫悟空役などで有名な声優・野沢雅子さんが広島へ！！

皆さん、こんにちは！
ヒューマンキャンパス高等学校　広島第二学習センターです！

第二学習センターでは、教育提携をしている総合学園ヒューマンアカデミー広島校の専門分野イベントにも勉強のために参加させて頂いています。

本日はなんと！！
特別セミナー！！！

ゲストは、声優・野沢雅子さんです。

野沢雅子さんといえば「ドラゴンボールシリーズ」の孫悟空・悟飯・悟天役で超有名ですが、
それ以外にも「ONE PIECE」DR.くれは役、「ゲゲゲの鬼太郎（第1・第２期）」鬼太郎役、目玉のおやじ役（第６期）、「銀河鉄道999」星野鉄郎役、「あらいぐまラスカル」ラスカル役のほか、数え切れないほどの役をされておられる声優さんです。

今回はトークショーを中心に、野沢さんのデビュー時期の話や、思い入れのある作品、声優としての心構えなど、様々なお話をして頂きました。

まずはデビュー当時のお話。
最初の声のお仕事は洋画の吹き替え。
当時は『生本番』だったため、本番では失敗することが出来ないので、安定感のある人を使わないといけないが「少年の声」に子どもを使うのは危険だったため、少年役のオーディションがあり野沢さんが選ばれたとのこと。
最初は声優の仕事をする予定ではなかったが、獲得した仕事をしっかりとこなし、評判が良く、その後の活躍につながっているとのことでした。

その後の心構えのお話で「チャンスを獲得したら、そこから続けていくことが大切」とのお話に通じるお話をして頂きました。

続いて、思いれのある作品として「ゲゲゲの鬼太郎」「銀河鉄道999」「ドラゴンボール」を上げて頂きました。

どれもオーディションで野沢さん自身が獲得された役の作品。
どれも人気作品で多くの方の心に残る作品となりました。
今でも、「昔、鬼太郎を見てました！」などと言われると嬉しいとのことでした。

人の心に残る作品に携われるというのはとても素敵な事ですね。

またそれぞれの作品秘話や、「あらいぐまラスカル」での役作りなど、普通では聞けないお話も聞かせて頂きました。

時折、発せられる声が「悟空の声」になると参加者から喜びの声が聞こえてきました。

そして「声優として大切な事」「お仕事で気をつけている事」では、マイクワークのやり方や、収録での椅子の座る位置など、新人がリラックスして臨めるようなアドバイスなどもたくさんいただきました。

「役作り」ではその人物の背景を考えて、絵の前に行ってスーッと自分に入ってきたものでやっているとのこと、今までそのイメージについて指摘を受けたことがなく、野沢さんの役作りの技を感じることが出来ました。

また野沢さんは【基礎練習】をとても大切にしているとのこと、『声は鍛錬できる』。

「人に負けるのが嫌い」「先輩と仕事がしたい」との思いから、若い時は毎日劇団に行き、発声をしていて、今でも『朝起きたらすぐに「かめはめ波」が撃てる』と言われておりました。

何事も【基礎練習】がとても大切なのですね。

野沢さんが普段からやっていることとして「ウォッチング（人間観察）」をされているとのこと、何気ない日常でも意識してみることで、色々な特徴を勉強することが出来る、それが自分の引き出しに繋がるとのアドバイスをいただきました。

「声優の仕事は楽しい」自分の好きな事でお金がもらえる、こんな有難いことはないとおっしゃられていました。
また「つらいこと」をお聞きしたときには、つらくても落ち込んでしまっても仕方がない、それならポジティブにやっていった方が良い。
たとえ「今が出来なくても出来るようになる努力をする事、出来るようになる喜び」を感じた方が良いとおっしゃって頂きました。

そして【やりがい】について、元気のない人からお手紙をもらって『勇気をもらった』というお話を頂くと『アニメの力』を感じるとのことでした。

人に勇気を与えるお仕事、影響を与えるお仕事をやり続けている野沢さんの凄さを感じるお話をして頂きました。

声優のお仕事について、これから目指す人、その親御さんへのアドバイスとして、
世の中、全てが「かも」で絶対そうとは言えないところがある。
【自分のやりたい事を一生懸命やる】ことが大切ではないかとのお話を頂きました。

野沢さんの【夢】は「生涯　声のお仕事」をやること！
夢は大きく持った方が良いとのお話を頂きました。